キササゲの街路樹

盛岡にきて驚いたことはササギが街路樹になっている事です。
この木はキササゲといってノウゼンカズラ科の落葉高木で
生薬名を梓実といい、利尿作用やむくみ蛋白尿の薬草として
果実や樹皮を煎じて飲むそうです。
イーハトブでは珍しい植物によく逢うことが出来ます。

アロマ館

クリック応援をお願いします。(^-^)

イーハトーブの意味(2)

「イーハトブは一つの地名である。
しいてその地点を求むるならば、それは大小クラウス
たちの耕していた野原や少女アリスがたどった鏡の国と
同じ世界の中テパンタール砂漠のはるかな北東イバン王国
の遠い東と考えられる実にこれは著者の心象中にこのような
情景を持って実在したドリームランドとしての日本岩手県
である。そこではあらゆる事が可能である。」
           略
「この童話集(注文の多い料理店)の一列はじつに作者の
心象スケッチの一部である」
「これは田園の新鮮な産物である。われらは田園の風と
光りの中からつやつやな果実や青い蔬菜と一緒にこれらの
心象スケッチを世間に提供する物である。」略

以上 宮沢賢治の初めての童話集「注文の多い料理店」の
広告文の中にイーハトブという言葉があり大正13年に
盛岡の光原社から「注文の多い料理店」が出版されました。

アロマ館

クリック応援をお願いします。(^-^)

イーハトーブの始まり(1)

宮沢賢治ファンにとって大切な場所が光原社。
童話「注文の多い料理店」は大正13年に
花巻農学校で教鞭を執っていた賢治の元に
創業者で賢治の盛岡中学の後輩の及川四郎が
訪ね、賢治から膨大な童話の原稿を預かり
「注文の多い料理店」を発刊しました。
賢治の命名による光原社は現在全国各地の
民芸品を扱っています。

「イーハトーブ」という言葉は大正12年の
「イーハトーブ霧氷」という短い詩が最初で
賢治は当時飢餓や凶作餓死という悲惨な現実
から「注文の多い料理店」がイーハトーブ童話
として農民や友人、教え子達にエールを送り
続けたと及川四郎は綴っています。

クリック応援をお願いします。(^-^)

青いイガグリの夏

梅雨も開けて夏休みが始まりました。
この時期から自然は収穫の準備を始めています。
更にジャガイモやトウモロコシ、茄子やキュウリ
等々地元のぴかぴかの野菜が農家さんの産直で
格安で買うことが出来る時期です。
岩手は山栗も山野の至る所で採ることが出来き
収穫の秋には散歩がてら栗を拾って栗ご飯
を夕ご飯に食べられます。
自然はヤマブドウやアケビやきのこ等も用意して
私たちに美しい食べ物を与えてくれます。
自然と共存するイーハトーブの恵を今日も
有りがたく頂きます。

クリック応援をお願いします。(^-^)

宇宙船のような吊し雲出現

今日の夜半から盛岡でもバケツをひっくり返したような
大雨が降っています。そういえば、昨日は北東の方向に
宇宙船のような吊し雲がでました。吊し雲は悪天候の
前触れなので秋田の方からいわてに向かって天気が
崩れていくようです。細心の注意をなさって下さい。

クリック応援をお願いします。(^-^)

イーハトーブの季節の移り変わり

本日滝沢市のビックルーフにある図書館に行く途中
はやくもセイダカアワダチソウが咲いているのを観て
植物は朝夕の涼しさに秋を感じているのかしら・・と
思いました。梅雨明けもまだですがこの数日雨や風と
言ったはっきりしない天気が続いています。皆様も
ご自分の免疫力を強くして元気にお過ごし下さい。

クリック応援をお願いします。(^-^)

カナカナゼミの鳴く姫神山の夕暮れ

美しの円錐形の姫神山が薄いベールを掛けて
夕焼け空にたたずんでいます。
生まれたばかりのカナカナゼミが荘厳の
風景の中で涼やかな鳴き声を奏でています。
夏の風物詩です。

クリック応援をお願いします。(^-^)

イーハトーブの空と雲と水田と屋敷森

岩手に来て驚いたことは屋敷森が多い事です。
特に花巻の田園地帯には家があれば必ず家を
囲むようにして針葉樹林が植えてありました。
風雪を防ぐ知恵と知って木の高さがその家の歴史
を物語り、すごいなと感じました。
今は家の作りも昔とは違い密閉されて温かくなった
でしょうが昔は、屋敷森の樹木の存在がなくては
ならなかったと感じます。夏も木々の影で涼しかった
ことでしょう。寒い地方には寒い地方の生活の
知恵があると思いました。

クリック応援をお願いします。(^-^)

緑の大地

梅雨の晴れ間のむしむしした日が続きます。
九州地方の皆様は大雨が続き、さぞご心配の
事とお見舞いを申し上げます。
さて、イーハトーブ岩手は連日豪雨が降ったかと
思えば真夏のようなうだる日があり、それでも
夜には寒く感じるほどです。雨が多いので草木は
一杯酸素をはき出し二酸化炭素を吸収して大きく
繁っています。花の季節も終わり、これから秋に
かけて植物達は子孫を残すために実や種を作る
のに一生懸命です。

御所湖のハマナス

雫石川をせき止めて作ったダム湖の
御所湖は広域公園になっていて
市民のいこいの場所になっています。
人知れず咲くはまなすの花の群落が
美しいです。

クリック応援をお願いします。(^-^)