盛岡にきて驚いたことはササギが街路樹になっている事です。
この木はキササゲといってノウゼンカズラ科の落葉高木で
生薬名を梓実といい、利尿作用やむくみ蛋白尿の薬草として
果実や樹皮を煎じて飲むそうです。
イーハトブでは珍しい植物によく逢うことが出来ます。


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「イーハトブは一つの地名である。
しいてその地点を求むるならば、それは大小クラウス
たちの耕していた野原や少女アリスがたどった鏡の国と
同じ世界の中テパンタール砂漠のはるかな北東イバン王国
の遠い東と考えられる実にこれは著者の心象中にこのような
情景を持って実在したドリームランドとしての日本岩手県
である。そこではあらゆる事が可能である。」
略
「この童話集(注文の多い料理店)の一列はじつに作者の
心象スケッチの一部である」
「これは田園の新鮮な産物である。われらは田園の風と
光りの中からつやつやな果実や青い蔬菜と一緒にこれらの
心象スケッチを世間に提供する物である。」略
以上 宮沢賢治の初めての童話集「注文の多い料理店」の
広告文の中にイーハトブという言葉があり大正13年に
盛岡の光原社から「注文の多い料理店」が出版されました。
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梅雨の晴れ間のむしむしした日が続きます。
九州地方の皆様は大雨が続き、さぞご心配の
事とお見舞いを申し上げます。
さて、イーハトーブ岩手は連日豪雨が降ったかと
思えば真夏のようなうだる日があり、それでも
夜には寒く感じるほどです。雨が多いので草木は
一杯酸素をはき出し二酸化炭素を吸収して大きく
繁っています。花の季節も終わり、これから秋に
かけて植物達は子孫を残すために実や種を作る
のに一生懸命です。