イーハトーブの意味(2)

「イーハトブは一つの地名である。
しいてその地点を求むるならば、それは大小クラウス
たちの耕していた野原や少女アリスがたどった鏡の国と
同じ世界の中テパンタール砂漠のはるかな北東イバン王国
の遠い東と考えられる実にこれは著者の心象中にこのような
情景を持って実在したドリームランドとしての日本岩手県
である。そこではあらゆる事が可能である。」
           略
「この童話集(注文の多い料理店)の一列はじつに作者の
心象スケッチの一部である」
「これは田園の新鮮な産物である。われらは田園の風と
光りの中からつやつやな果実や青い蔬菜と一緒にこれらの
心象スケッチを世間に提供する物である。」略

以上 宮沢賢治の初めての童話集「注文の多い料理店」の
広告文の中にイーハトブという言葉があり大正13年に
盛岡の光原社から「注文の多い料理店」が出版されました。

アロマ館

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イーハトーブの始まり(1)

宮沢賢治ファンにとって大切な場所が光原社。
童話「注文の多い料理店」は大正13年に
花巻農学校で教鞭を執っていた賢治の元に
創業者で賢治の盛岡中学の後輩の及川四郎が
訪ね、賢治から膨大な童話の原稿を預かり
「注文の多い料理店」を発刊しました。
賢治の命名による光原社は現在全国各地の
民芸品を扱っています。

「イーハトーブ」という言葉は大正12年の
「イーハトーブ霧氷」という短い詩が最初で
賢治は当時飢餓や凶作餓死という悲惨な現実
から「注文の多い料理店」がイーハトーブ童話
として農民や友人、教え子達にエールを送り
続けたと及川四郎は綴っています。

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青いイガグリの夏

梅雨も開けて夏休みが始まりました。
この時期から自然は収穫の準備を始めています。
更にジャガイモやトウモロコシ、茄子やキュウリ
等々地元のぴかぴかの野菜が農家さんの産直で
格安で買うことが出来る時期です。
岩手は山栗も山野の至る所で採ることが出来き
収穫の秋には散歩がてら栗を拾って栗ご飯
を夕ご飯に食べられます。
自然はヤマブドウやアケビやきのこ等も用意して
私たちに美しい食べ物を与えてくれます。
自然と共存するイーハトーブの恵を今日も
有りがたく頂きます。

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カナカナゼミの鳴く姫神山の夕暮れ

美しの円錐形の姫神山が薄いベールを掛けて
夕焼け空にたたずんでいます。
生まれたばかりのカナカナゼミが荘厳の
風景の中で涼やかな鳴き声を奏でています。
夏の風物詩です。

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イーハトーブの空と雲と水田と屋敷森

岩手に来て驚いたことは屋敷森が多い事です。
特に花巻の田園地帯には家があれば必ず家を
囲むようにして針葉樹林が植えてありました。
風雪を防ぐ知恵と知って木の高さがその家の歴史
を物語り、すごいなと感じました。
今は家の作りも昔とは違い密閉されて温かくなった
でしょうが昔は、屋敷森の樹木の存在がなくては
ならなかったと感じます。夏も木々の影で涼しかった
ことでしょう。寒い地方には寒い地方の生活の
知恵があると思いました。

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緑の大地

梅雨の晴れ間のむしむしした日が続きます。
九州地方の皆様は大雨が続き、さぞご心配の
事とお見舞いを申し上げます。
さて、イーハトーブ岩手は連日豪雨が降ったかと
思えば真夏のようなうだる日があり、それでも
夜には寒く感じるほどです。雨が多いので草木は
一杯酸素をはき出し二酸化炭素を吸収して大きく
繁っています。花の季節も終わり、これから秋に
かけて植物達は子孫を残すために実や種を作る
のに一生懸命です。

御所湖のハマナス

雫石川をせき止めて作ったダム湖の
御所湖は広域公園になっていて
市民のいこいの場所になっています。
人知れず咲くはまなすの花の群落が
美しいです。

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八幡平の牧草ロール

東に姫神山と天峰山の風車が観られる八幡平の平笠
地区の牧草ロールはすべて機械化されていました。
干し草をロールにしてそれをラッピングする肯定では
いつまでも見飽きない風景でした。

東に姫神山。北に岩手山を仰ぐこの地は広大な
牧草地です。まるで北海道にいる気分でした。


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南部曲がり家は馬も家族

今でこそペットブームで犬や猫、猿やカワウソまで人間と同居
していますが、江戸時代から南部藩では馬を家族の一員として
大切にしていました。曲がり家は人と馬が一緒に寝起きします。

遠野では遠野物語で娘と馬が恋をするという話まであり、馬も
オシラサマという神様としてまつられています。民話とは言え
南部の人の馬への愛は特別で、夏は茅葺きの家が馬にも涼しく
冬は母屋で煮炊きした温かい煙が厩を通る様に成り、馬を寒さ
から守ります。

そういえば、アイルランド生まれのスイフトは「ガリバー旅行記」
で馬の治める国に行き、馬の賢さと礼儀正しさ平和を愛する事に
人間の国以上だと褒め称えています。アイルランドは風土といい
茅葺き屋根といい、名馬の産地といい、岩手と似ています。
イーハトーブとは本当に共生の理想郷ですね。

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小岩井農場の第一第二号のサイロを模した歩道橋(跨線橋)

始めてこの歩道橋(跨線橋)を観たときはとてもびっくりしました。
田沢湖線の歩道橋の下を新幹線のこまちが駆け抜け、近くの学校の
生徒達は歩道橋を渡って通学します。初めは何でこんな形をしている
のか分からずそれが小岩井農場で明治時代に作られた国指定重要文化財
のレンガづくりの一号二号のサイロがモデルになっている事を知って
更にビックリしました。

歩道橋の中はまるで銀河鉄道の客車のように重厚です。
このように知れば知るほどイーハトブは本当に面白くていまだに驚いて
います。更に盛岡から秋田までの新幹線は在来線の線路を使い田んぼの中を
こまちが駆け抜けます。

というのも、在来線の線路幅を新幹線と同じ幅に広げたからです。
秋田新幹線の例で言えば、田沢湖線(盛岡~大曲)の全区間と奥羽本線
(大曲~秋田)の上り線の軌道幅を変更しました。これにより
大曲~秋田間は広軌と狭軌が並列することになり、時間帯によっては
こまちと在来線列車が併走するという地方では珍しい光景を見ることができます。

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